Tidbits -ちびっつ-

【知識の欠片】~科学をもっと身近に~わかりやすく、簡単に、面白く、深く、研究者による科学ブログ

「物理の欠片」の記事一覧

低気圧の空

低気圧とは? 温帯性と熱帯性の機構の違い

「低気圧が近づくと雨が降る」 それはわかっていても、低気圧とはどんなもので、なぜ雨が降りやすいのか、どんな種類があるのか、そこまでは知らない人も多いと思いのではないでしょうか? そこで、その低気圧について、わかりやすく説明してみましょう。

カルノーサイクルとは? 効率最大の熱機関とその意味合い

カルノーサイクルを知っていますか? 知っていても、あまりいい印象を持っていないのではない人が多いのではないでしょうか? 「カルノーサイクルはわかったけど、だから何?」 といった感じで、なんのために習うのか、どういう意義があるのか、わかりにくくてピンと来ないような気がします。 そこで、カルノーサイクルの何が大事で、どんな意味合いを持っているのかに重点を置いて説明します。
ガリレオ・ガリレイ

ガリレオがデータ捏造していたという話は本当か

ガリレオ・ガリレイは、自然科学の父とも呼ばれる偉大な科学者です。 ガリレオが「実験」という手法を持ち込んだことによって、現代的な意味での「自然科学」が始まったと言ってもいいでしょう。 その実験の生みの親ガリレオが、実験データを捏造していたという疑惑があるのです。

トリチェリの実験とは? 人類が始めて真空を作り出した方法

トリチェリの実験とは、水銀を使って真空を作り出すもので17世紀にトリチェリによって行われました。 当時としては画期的な実験でしたが、その意義はそのころの状況や歴史を考慮しないとわからないかもしれません。 そこで、トリチェリの実験の内容と意義について歴史を踏まえて、簡単に説明してみます。
台風の目

台風の目とは? 中心だけ晴れる仕組みを説明してみた

台風の中心にある雲も少なく雨も降らない場所、台風の目。 中心に近づくほど風雨が強くなる台風、その一番中心が晴れているという不思議な現象はなぜ起きるのでしょうか? 台風になぜ目ができるのか、目の部分だけなぜ晴れているのか、その仕組みを簡単に説明してみます。
エントロピー増大

エントロピー増大の法則は、乱雑になる方向に変化するというものではない

エントロピー増大の法則という法則を聞いたことがありますか? 一般に「物事は乱雑になる方向に進む」とか「秩序だった状態から無秩序の状態に進む」という法則だと説明されているものです。 でも、この表現はかなり誤解を招くものです。 ウェブサイトをみても、実際に多くの人が誤解しているような気がします。 そこで、エントロピー増大の法則によくある間違いを、説明してみましょう。
ゴルフ

北半球でゴルフをするとボールがスライスするという話

ゴルフされますか? 以前の記事で「コリオリの力」という見かけの力の話をしました。 北半球では、動いているものがだんだん右に逸れていくというものです。 ということは、北半球ではゴルフで打ったボールも右方向にずれる、つまりスライスするということになります。 その場合、コリオリの力がどのくらい影響するのか計算してみました。
エンジン

シラードのエンジンとは? 情報をエネルギーに変えることができるのか

シラードのエンジンとは、マクスウェルが提唱した「マクスウェルの悪魔」を具体的に表したものです。 このシラードのエンジンの考察によって、マクスウェルの悪魔の研究が進み、解決の糸口にもなりました。 今回は、このシラードのエンジンについて説明してみます。
光

光の速度は空気中と水中どちらが速い? 最初に実験したのは誰? 

空気中と水中、光の速度はどちらが速いでしょうか? などといいながらいきなり答えを書きます。空気中です。 現在では常識で、光の屈折も速度の違いから説明されます。 しかし過去には、どちらの方が速いのか論争があり、それを確かめる実験も行われました。