Tidbits -ちびっつ-

【知識の欠片】~科学をもっと身近に~わかりやすく、簡単に、面白く、深く、研究者による科学ブログ

投稿一覧~新着順

エントロピー増大

エントロピー増大の法則は、乱雑になる方向に変化するというものではない

エントロピー増大の法則という法則を聞いたことがありますか? 一般に「物事は乱雑になる方向に進む」とか「秩序だった状態から無秩序の状態に進む」という法則だと説明されているものです。 でも、この表現はかなり誤解を招くものです。 ウェブサイトをみても、実際に多くの人が誤解しているような気がします。 そこで、エントロピー増大の法則によくある間違いを、説明してみましょう。
ゴルフ

北半球でゴルフをするとボールがスライスするという話

ゴルフされますか? 以前の記事で「コリオリの力」という見かけの力の話をしました。 北半球では、動いているものがだんだん右に逸れていくというものです。 ということは、北半球ではゴルフで打ったボールも右方向にずれる、つまりスライスするということになります。 その場合、コリオリの力がどのくらい影響するのか計算してみました。
薬品

化審法とは? 危険な薬品から人と自然を守る法律

『化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律』、略して『化審法』という法律があるのをご存知ですか? 危険な化学品から人や生物を守るために制定されている大事な法律です。 化審法は、単に毒性が強いとかではなく、もっと広い視野で危険性を判断する仕組みになっています。 今回はこの化審法について簡単に説明してみたいと思います。
エンジン

シラードのエンジンとは? 情報をエネルギーに変えることができるのか

シラードのエンジンとは、マクスウェルが提唱した「マクスウェルの悪魔」を具体的に表したものです。 このシラードのエンジンの考察によって、マクスウェルの悪魔の研究が進み、解決の糸口にもなりました。 今回は、このシラードのエンジンについて説明してみます。
光

光の速度は空気中と水中どちらが速い? 最初に実験したのは誰? 

空気中と水中、光の速度はどちらが速いでしょうか? などといいながらいきなり答えを書きます。空気中です。 現在では常識で、光の屈折も速度の違いから説明されます。 しかし過去には、どちらの方が速いのか論争があり、それを確かめる実験も行われました。

触媒とは何か? 化学反応に及ぼす効果と必要性

「触媒」 化学を習うと必ず出てくる重要なものです。 工業的な化学合成では触媒を使わない方が珍しいので、身のまわりの化学製品があるのは「触媒のおかげ」と言ってもいいくらいです。 ただ、触媒とはどんなものなのか、わかったようでよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
綿

セルロースとは? 植物が生んだ万能材料

これまでに何度か「セルロース」という言葉を使った記事を書いていますが、肝心のセルロース自身の説明をしていませんでした。 実は、このセルロースは身近なところで大活躍してくれている大事なものなのです。 この機会にセルロースについて簡単に説明しておきたいと思います。